最初のアドバイス

まずは、とにかくお金を貯めよう



最初は、お金を貯めて、SHOPで「基本となるカード」を買うのが先決です。

お金は、ダンジョン内で入手した金塊を無事持ち帰ることで入手できますが、
最初のうちはすぐに死んでしまうので、なかなか全額を持ち帰ることが困難です。

そこで、とにもかくにも【脱出ポッド】を購入し、
それをブックに入れておきましょう。

ダンジョン内では、右クリックからのリタイアで帰還することもできますが、
それだと、金塊の多くをロストしてしまいます。

しかし【脱出ポッド】があれば、ダンジョン内でドローして使用することで、
全ての金塊を所持したまま帰還することができます。

そしてダンジョン中では、ある程度金塊が貯まれば、
HPに余裕のある内に【脱出ポッド】で帰還する、ということを繰り返し、
お金を確実に貯めていくのが良いでしょう。

それによってSHOPで基本カードを集めることで、
序盤の冒険はずっと快適なものになります。


序盤、SHOPで買うべき基本カード



【脱出ポッド】:最優先カードです。これがないとお金を貯めるのが困難になります。
【錆びた鍵】:これがなければ宝箱を開けられません。序盤なら2つはブックに入れたい所。

<アクションコマンド>:一度購入すれば、ダンジョン内で自動発動するコマンドです。
           少々割高ですが、優先的に買うのが良いでしょう。

【解読】:鍵と同様、これがなければ「暗号」を解読できません。


序盤のその他のアドバイス



再構成トンネルは最初のダンジョンとはいえ、侵入して一発で制覇できるほど甘くはない。
執拗な敵に追われながらボスまでの道のりを踏破するのは容易ではない。
運良くたどり着けても、すでに消耗しきった状態では三人組で待ち受けるボスを倒しきることは難しい。
戦いの準備が必要だ。

まずは落ち着いて腰を据え、お金を貯めることを考えよう。
錆びた鍵で宝箱を開ければ、多少の威力のあるバトルカードを手に入れる可能性がある。
脱出ポッドを1、2枚組み込んでおけば、道中で得たお金を安全に持ち帰ることができる。
探索とSHOPでもとの最大HPを数ポイント増やすことができる。
そして所有カードが増えれば、混沌スロットを回して更にカードを得るチャンスがある。

「お腹」の値が減ってくると、敵に与えるダメージは減少し、敵から受けるダメージは増え、
HPは減り続けて急速に死に近づく。戦闘中にお腹は回復できない。
戦闘が長引くとお腹はどんどん減っていくので、歩行中に早め早めに回復し、
お腹のゲージを高く維持しておくことが必要。スティックパンはこの星の人々の伝統的な食物で、
寒さと飢えから命を守るための必需品らしい。

スティックパンと薬品がいくつかあれば、お腹とHPを維持したままボスにたどり着くことができるはずだ。
適切にカードを温存しておけば、戦闘突入前に<癒>状態を付与することもできるかもしれない。
あとは殴るだけだ。

ボスは回復技を使ってくる。
攻撃力が低い状態ではいくら攻撃しても回復されて終わらない戦いを強いられることになるだろう。
攻撃力を上げる方法を探すか、ボスが自分自身を回復しにくい状況を作る必要があるだろう。

混沌スロットで強力なカードを引くことができれば、
とくに物理攻撃力の上がるカード――「STR 1」と記されたカードを引くことができれば、
戦闘は楽になるだろう。
しかしスロットはあくまでランダムなので、最初から良いカードを引けるとは限らない。
不幸にもニヒルに陥ってしまう、クズに等しいカードしかもらえない場合もある。
祈ったほうがいい。


序盤以降



ひとつのダンジョンを制覇すると、新たにひとつのダンジョンが解放される。
少なくとも現在のバージョンでは、このゲームのシナリオに複雑な分岐はない。
新たなダンジョンでは新たな敵が待ち受ける。多様化した耐性や弱点をもつ敵に対して、
プレイヤーは常にブック構成を見直し、戦略を練らなくてはならない。
要求されるブックの構成にプレイヤーの個性がさほど現れるわけではない。
しかし、ゲームの進行には自由度がある。

新しいダンジョンが開かれたとき、すぐに飛び込んで探索を始めるのもいい。
新しいダンジョンでは、新しいカードを次々に発見してスロットを回すのも楽しみだ。
しかし、ときには一所に留まって、ひとつのダンジョンをじっくり探索し続けるのもいい。

以前は倒せなかったEXエネミーも、力を得て再戦したときには倒せるようになっているかもしれない。
同じカードを重点的に多数集めることで、カード合成によって新しいカードを作れることもある。
そして、超低確率で現れる「秘宝」――秘宝の探索こそこのゲームの醍醐味のひとつであり、
秘宝カードは手に入れる苦労に見合うだけの威力を見せてくれる。各
ダンジョンを行きつ戻りつ、あなたのゲームは進んでいくことになるだろう。
やがて迷宮の深みをめざして。


このゲームの世界について



プレイヤーであるあなたは、宇宙のとある惑星にある謎めいた迷宮に到着した。
あなたが一体何者であり、この迷宮で何をすべきかは、スタート時には謎に包まれているが、
ゲームが進むにつれて徐々に明らかにされていくだろう。

このゲームは難易度別にランク付けされた「ダンジョン」と呼ばれる小目標に挑戦し、
ひとつずつ攻略、制覇することで進んでいく。
ダンジョンでは襲いくる敵と戦いながら、隠された宝物を発見し、
お金とハイスコアを得て脱出したり挫折して殺されたりすることができる。
ゲーム中には幾つものダンジョンが用意されているが、
まずは最初のダンジョン:破壊構成トンネルを抜けてこの星に降り立たねばならない。

破壊構成トンネルで、あなたは最初の違和感に逢着するだろう。
この迷宮を踏査する冒険者にはある特殊な、一種不思議なルールが課せられている。
この迷宮アケロンにおいて、プレイヤーの全ての行動はカードによって表現されている。
プレイヤーに属する物質、運動、エネルギーはカードの形に象徴化され、
また逆に、カードはプレイヤーの意志に応じて具象化する。
「足」の描かれたカードは一歩前進を、「指」のカードは敵への攻撃を意味している。
プレイヤーはあらかじめ構築した一山のカード、「ブック」から各ターン一枚のカードを
ランダムにドローし、手札に揃った八枚の中から一枚を切って行動を宣言する。
これはカードバトルだ。

あなたの手にあるカードは、最初は「足」「指」の二種類しかない。
再構成トンネルへの侵入と脱出、挑戦とリタイヤを繰り返すうち、
あなたはSHOPでカードを購入することを覚え、
ダンジョンで取れる行動の幅も次第に増えていくだろう。
戦闘で使えるカードも「指」だけではないはずだ。
最初の激戦を経て再構成トンネルを制覇したとき、
あなたはすぐに次なるダンジョンの入口が開かれたことを知る。
あなたは冒険者として、カードマスターとしての戦いの緒についたにすぎない。

迷宮に隠された無数の宝物は、あなたの手にしたとき一枚のカードに変わる。
新たなカードをブックに組み込むことで、あなたは更なる力を得る。
多くのダンジョンを越え、数しれぬ戦いを経験することで、あなたの力は次第に強大になり、
次第に迷宮の核心に近づく。

『混沌のルーシー』はフリーゲームサークル「アンディーメンテ」の制作するゲーム・ミソロジー中の一作品であり、
アンディーメンテの過去の作品群とは登場キャラクターやアイテム、一部のシステムなどに緩やかな関連がある。
より深く世界観を知るためには、ゲームの舞台となるオールドアースについては『スターダンス』や
『ライヂングスター』シリーズ、『アールエス』などに過去の歴史が語られている。
ストーリー上の直接の繋がりとしては『銀河迷宮宝物』の続編に当たるようだ。

  • 最終更新:2015-02-11 07:14:33

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